「新NISAを始めた人の投資実績はどんな感じなんだろう」
「6,700万円ってすごいけど、どんな運用方法で達成したんだろう」
「新NISAを始めたけど投資商品の見直しは必要かな」
新NISAの運用実績や投資商品の選び方について、多くの方が気になっているポイントですね。本記事では、6,700万円を達成した具体的な投資実績と、今月実施した投資商品の見直しについてご紹介します。

これから月に1回、家計の資産状況を公開予定だよ
新NISA等の運用実績:6,700万円達成までの道のり
2024年11月末時点のNISA等の運用実績を見てみましょう。
筆者のプロフィール
改めまして、pepeと申します!2024年11月時点の総資産は6,700万円です。



これから新NISAに関する情報を発信していきます。よろしくお願いいたします!
筆者が初めて投資をしたのは、社会人になり数年経ったころでした。毎月3.3万円分を、旧NISA(つみたてNISA)で投資したのが始まりでした。その後は徐々に投資額を増やしていき、現在は月40万円を投資に回すようになりました。


- 投資歴7年目
- 毎月40万円の投資信託を購入
- スポットで高配当株も購入中
2024年11月のポートフォリオ
2024年11月末時点の我が家のポートフォリオを公開します。現在は、現金を投資信託・高配当株に移し、現金比率を減らしています。現金からの移管分もあるものの、それ以上に投資信託や高配当株が大きく増えたことで、資産全体で100万円近く増加し、6,700万円となりました。



最近は、高配当株にも注力しているよ
100万円は大きな増額となり嬉しいものの、資産形成の基本は長期投資です。10年・20年の期間で資産を形成していくため、数ヶ月単位での増減には一喜一憂しないことを心がけています。



資産が増えても生活水準は変えないよ
資産額 | 前月差 | |
---|---|---|
現金 | 3,279万円 | -152万円 |
投資信託 | 2,590万円 | 102万円 |
高配当株 | 446万円 | 121万円 |
そのほか | 413万円 | 17万円 |
合計 | 6,728万円 | 88万円 |
2024年11月の主要商品の運用成績
投資を開始してから6年の間に、様々な商品を試行錯誤しながら購入してきました。新NISAだけでなく、旧NISA・特定口座・高配当株なども併用しながら、計画的に資産を増やしてきました。
また、長期保有を原則としているため、これまで積み上げてきた資産を一度も売却したことはなく、保有商品数も多くなっています。



長期保有は、資産形成の一番のポイント!長期とは、10年、20年の数十年単位を指すよ
今回お伝えするのは、現在新NISA等で主に購入している商品の運用成績となります。商品によっては、40%を超える含み益が出ています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 評価額:2,774,827円
- 評価損益:+824,827円
- 損益率:+42%
- 取得金額:1,950,000円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 評価額:3,103,149円
- 評価損益:+803,149円
- 損益率:+35%
- 取得金額:2,300,000円
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
- 評価額:1,904,128円
- 評価損益:+549,623円
- 損益率:+41%
- 取得金額:1,354,505円
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド(楽天・プラス・S&P500)
- 評価額:562,203円
- 評価損益:+62,203円
- 損益率:+12%
- 取得金額:500,000円
6年間という期間で6,700万円まで資産形成できた5つの秘訣はこちらにまとめています。ぜひご確認下さい!


毎月の投資額
現在、毎月40万円分の投資信託を積立投資しています。40万円分の内訳は以下の通りです。なお、新NISAの毎月の非課税投資枠は30万円なので、40万円のうち10万円は特定口座で積立投資をしています。
商品名 | 投資額 |
---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式 | 150,000円(※) |
eMAXIS Slim 米国株式 | 150,000円 |
楽天・VTI | 50,000円 |
楽天・プラス・S&P500 | 50,000円 |



「全世界株式+米国株式」という組み合わせなので、アメリカの比率が高い点は認識しているよ



現金比率が多い分、投資信託ではややリスクを取って運用しているよ
ちなみに、新NISAは楽天証券を利用しています。楽天証券での始め方・買い方を知りたい方はこちらもご参照下さい。
\NISA口座の開設数No.1(2024年6月末時点) /


投資商品の見直しと変更
2024年11月時点での積立商品と積立金額は上記のとおりですが、先日、投資商品を見直したので、その内容についてご紹介いたします。



商品や投資額の定期的な見直しは必須だよ。筆者も最低1年に1回くらいは実施しているよ
「楽天・VTI」を「楽天・プラス・オールカントリー」に変更
見直しを実施したのは、「楽天・プラス・オールカントリー」の方が「楽天・VTI」より手数料が低く、またポイントが付与される点に魅力を感じたからです。
手数料の観点
「楽天・VTI」は、米国株式市場の約4,000銘柄に広く分散投資ができ、楽天証券の中でも人気の投資信託です。ただし、信託報酬(手数料)は、0.162%であり最安とは言えない水準です。
以下は、筆者おすすめの投資信託と「楽天・VTI」の比較ですが、「楽天・VTI」より信託報酬が低い商品が複数あります。
投資信託名 | 信託報酬 |
---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式 | 年率 0.05775% |
eMAXIS Slim 米国株式 | 年率 0.09372% |
楽天・プラス・オールカントリー | 年率 0.0561% |
楽天・プラス・S&P500 | 年率 0.077% |
楽天・VTI | 年率 0.162% |



信託報酬の水準はとても大切だよ。例えば、500万円を利回り3%で10年間運用した時に、信託報酬が1.5%違うだけで、10年間で約90万円もの差が生じるよ
筆者おすすめの投資信託や、手数料の水準が与える影響について詳しく知りたい方は、以下もご参照下さい。


ポイント付与の観点
楽天証券では、対象ファンドを保有すると、残高に応じて毎月ポイントが貯まる「投信残高ポイントプログラム」があります。楽天証券では、以下の「楽天プラス・シリーズ」の6銘柄が「投信残高ポイントプログラム」の対象になっています。



筆者は楽天経済圏を活用しているから、楽天ポイントは最大限利活用したいよ


2025年1月からの積立設定
以上のように、手数料とポイント進呈の観点から、「楽天・VTI」を「楽天・プラス・オールカントリー」に変更しました。以下が、2025年1月からの新NISAの積立設定です。



「eMAXIS Slim 全世界株式」は、特定口座でも10万円の積立投資をしているよ


なお、「楽天・VTI」は全米株式、「楽天・プラス・オールカントリー」は全世界株式への投資のため、投資対象は異なります。ただし、「楽天・プラス・オールカントリー」の6割以上は米国への投資なので、米国がメインの投資先である点には変わりはありません。



設定を変更しても、即時反映されるわけではなく、変更後の積立が実施されるまでにタイムラグがあることが多いよ
まとめ
2024年11月は、先月より約100万円増加で、総資産は6,700万円に到達しました。資産のうち、新NISA等で積立投資をしている投資信託の運用成績は以下のとおりです。



また来月も公開予定なので、引き続きよろしくお願いします
商品名 | eMAXIS Slim 全世界 | eMAXIS Slim 米国 |
---|---|---|
評価額 | 277万円 | 310万円 |
損益額 | 82万円 | 80万円 |
損益率 | 42% | 35% |
取得金額 | 195万円 | 230万円 |
商品名 | 楽天・VTI | 楽天・プラス・S&P500 |
---|---|---|
評価額 | 190万円 | 56万円 |
損益額 | 55万円 | 6万円 |
損益率 | 41% | 12% |
取得金額 | 135万円 | 50万円 |
\NISA口座の開設数No.1(2024年6月末時点) /