「新NISAの運用実績はどうなの?」
「新NISAで投資しても成績が上がらない…」
「新NISAの運用で資産を増やすコツは?」
新NISAの投資経験者の実績を見たことがありますか?
新NISAを活用した資産形成の秘訣は、長期的な視点と適切な投資戦略にあります。
私もかつて同じ悩みを抱えていましたが、6年間の投資経験を経て総資産を6,300万円まで増やすことができました。この記事では、新NISAの運用実績を踏まえた資産形成の5つの秘訣と具体的な戦略をご紹介します。

これから月に1回、家計の資産状況を公開予定だよ
新NISA等の運用実績:6,300万円達成までの道のり
筆者のプロフィール
改めまして、pepeと申します!
2024年7月時点の総資産は、6,300万円を超えました。投資開始から、6,300万円の資産を築くまでに要した期間は約6年です。社会人になり、数年たったころから旧NISAで少しずつ投資を始め、現在は投資信託と高配当株を購入しています。



これから新NISAに関する情報を発信していきます。よろしくお願いいたします!
投資を始めた当初、私の月々の投資額は3.3万円程度でした。スモールステップから経験を積み、徐々に投資額を増やし、現在は月40万円程度を投資に回すようになりました。


- 投資歴6年
- 総資産6,300万円
- 毎月40万円の投資信託を購入
- スポットで高配当株も購入中
2024年7月のポートフォリオ
2024年7月時点の我が家のポートフォリオを公開します。
月によって変動はありますが、2024年に入ってから毎月約100万円ずつ資産が増えています。
資産額 | 資産割合 | |
現金 | ¥36,130,000 | 57% |
投資信託 | ¥22,930,000 | 36% |
高配当株 | ¥390,000 | 1% |
そのほか | ¥4,450,000 | 7% |
合計 | ¥63,910,000 | 100% |



昔は貯金のみだったよ。6年間で投資信託の資産割合が3割まで増えたよ
2024年7月の主要商品の運用成績
投資を開始してから6年の間に、様々な商品を試行錯誤しながら購入してきました。この間、新NISAだけでなく、旧NISAや特定口座も併用しながら、計画的に資産を増やしてきました。
また、長期保有を原則としているため、これまで積み上げてきた資産を売却したことはなく、保有商品数も多くなっています。



長期保有は、資産形成の一番のポイントだよ!
そのため、今回お伝えするのは、新NISAで主に購入している商品の運用成績となります。
どの商品も損益率が30%を超え、多くの含み益が出ていることが出ています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 評価額:2,343,651円
- 評価損益:+643,651円
- 損益率:+38%
- 取得金額:1,700,000円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 評価額:2,213,864円
- 評価損益:+513,864円
- 損益率:+30%
- 取得金額:1,700,000円
楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 評価額:1,474,627円
- 評価損益:+370,127円
- 損益率:+34%
- 取得金額:1,104,500円
新NISA等の資産構築の秘訣1:長期保有の重要性
資産形成において、長期保有は極めて重要な戦略です。新NISAとドルコスト平均法を組み合わせた投資戦略では、この長期保有の利点を最大限に活かすことができます。



投資歴6年の筆者も、これまで資産を売却したことは一度も無い
ドルコスト平均法について、詳しく知りたい方は、こちらもご参照下さい。


長期保有のメリット
長期保有には、以下のようなメリットがあります。
- 複利効果の最大化
- 長期間投資を続けることで、利益が利益を生む複利効果が大きく働きます。
- 短期的な市場変動の影響緩和
- 長期保有により、短期的な市場の変動に左右されにくくなります。
- 取引コストの削減
- 頻繁な売買を行わないため、取引にかかる手数料を抑えることができます。
- 心理的ストレスの軽減
- 日々の市場変動に一喜一憂する必要がなくなり、投資に伴う心理的ストレスを軽減できます。
- 税制優遇の最大活用
- 新NISAの非課税期間を最大限活用することで、長期的な運用益に対する税負担を大きく軽減できます。



忙しい時期でも、市場変動に振り回されず、淡々と購入することで、心理的ストレスは無かったよ
複利計算の威力について、詳しく知りたい方はこちらもご参照下さい。


新NISA等の資産構築の秘訣2:インデックス投資の活用
新NISAをはじめとする投資制度を活用して効果的に資産を増やすには、インデックス投資が非常に有効です。現在、私は毎月40万円分をインデックス投資しています。ここでは、インデックス投資のメリットと、おすすめのインデックスファンドについて解説します。
インデックス投資のメリット
インデックス投資とは、市場全体の動きに連動するように作られた投資信託(インデックスファンド)に投資する方法です。この投資方法には、以下のようなメリットがあります。
- 低コスト
インデックスファンドは、市場平均に連動するよう設計されているため、運用にかかるコストが低くなります。 - 分散投資が容易
1つのインデックスファンドで、数百から数千の銘柄に投資できます。 - 運用の手間が少ない
銘柄選びや売買のタイミングを考える必要がないため、時間や労力を節約できます。 - 長期的に市場平均を上回るのは難しい
インデックス投資なら、高い確率で市場平均のリターンを得られます。 - 心理的な負担が軽減
個別銘柄の値動きに一喜一憂する必要がないため、冷静な投資判断が可能になります。
新NISAを活用する際も、これらのメリットは大いに活かせます。特に、長期の資産形成を目指す新NISAの特性上、コストの低さと分散投資の効果は非常に重要です。
おすすめのインデックスファンド
私の経験から、新NISA等で活用しやすいオススメのインデックスファンドは、次の2つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)



インデックス投資は、低コストで分散投資ができ、かつ運用の手間も少ないため、忙しい子育て世代にも適しているよ
新NISA等の資産構築の秘訣3:定期的な積立投資
新NISAを活用した資産形成において、定期的な積立投資は非常に重要です。私が6,300万円の資産を築く過程でも、定期的な積立投資は欠かせませんでした。ここでは、積立投資の基本と効果、そして新NISAを活用した効果的な積立方法について解説します。
積立投資の基本と効果
積立投資とは、決まった金額を定期的(例えば毎月)に投資する方法です。この投資方法には、以下のような効果があります。
- ドルコスト平均法の活用
市場の上下に関わらず定額で購入するため、平均取得単価を抑えることができます。結果として、長期的にはより多くの資産を効率的に購入できる可能性が高まります。 - 投資のタイミングを考える必要がない
「今が買い時かどうか」を考える必要がないため、心理的な負担が軽減されます。 - 無理のない資産形成
収入に応じて少額から始められるため、無理なく長期的な投資を続けられます。 - 複利効果の最大化
長期間にわたって投資を続けることで、複利効果を最大限に活用できます。 - 習慣化しやすい
毎月の積立を習慣化することで、継続的な資産形成が可能になります。
新NISAを活用した効果的な積立方法
新NISAを活用して効果的に積立投資を行うには、以下のポイントに注意しましょう。
- 長期投資の視点を持つ
短期的な市場の変動に惑わされず、粛々と積立を続けることが重要です。 - インデックス投資との組み合わせ
前章で説明したインデックスファンドと組み合わせることで、低コストで分散された投資ポートフォリオを構築できます。 - 自動積立の設定
多くの金融機関では、新NISA口座での自動積立が可能です。 - 積立額の見直し
収入が増えたり、ライフステージが変わったりした場合は、積立額を見直します。可能であれば、徐々に積立額を増やしていくことをおすすめします。



筆者も月3.3万円から積立投資を始め、徐々に投資額を増やし、今では月40万円の積立投資を行っているよ
新NISA等の資産構築の秘訣4:定期的な運用成績の確認と分析
新NISAなどを活用して資産を構築する過程では、定期的に運用成績を確認し、分析することが非常に重要です。ここでは、運用成績の評価方法とパフォーマンス改善のための調整ポイントについて解説します。
運用成績の評価方法
運用成績を適切に評価するには、以下のような方法があります。
- トータルリターンの確認
投資開始時からの総合的な収益率を確認します。 - ベンチマークとの比較
自身のポートフォリオのパフォーマンスを、関連する市場指数(例:TOPIX、S&P500)と比較します。 - 各資産クラスの寄与度分析
ポートフォリオ全体のリターンに対して、各資産クラス(株式、債券、REIT等)がどの程度寄与しているかを分析します。



筆者は、トータルリターンを月次ベースで確認しているよ
パフォーマンス改善のための調整ポイント
運用成績の確認と分析を行った後は、必要に応じて以下のような調整を行います。
- 資産配分の見直し
特定の資産クラスのパフォーマンスが著しく悪い場合、全体の資産配分を見直します。 - 個別銘柄やファンドの入れ替え
インデックスファンドを主に利用している場合でも、より低コストのファンドや追随精度の高いファンドがあれば、入れ替えを検討します。 - リバランスの実施
資産配分が当初の目標からずれている場合、リバランスを行います。 - 積立額の調整
全体的なパフォーマンスや自身の財務状況に応じて、積立額を調整します。可能であれば、徐々に積立額を増やしていくことをおすすめします。
定期的な運用成績の確認と分析、そして適切な調整は、新NISAなどを活用した資産形成を成功に導く重要な要素です。ただし、これらの作業に過度にとらわれすぎないことも大切です。長期的な視点を保ちつつ、自身の生活やライフプランに合わせた投資を心がけましょう。



筆者も、投資を始めてから6年間の間に、商品や積立額の変更は何度も行ってきたよ
新NISA運用の秘訣5:税制優遇を最大限に活用する方法
新NISAの最大の魅力は、その税制優遇にあります。投資で得た利益にかかる税金が0円になる、というメリットが受けられる新NISAを活用して、資産形成を加速させましょう。ここでは、新NISAの非課税枠の有効活用方法と、他の税制優遇制度との組み合わせ方について解説します。
新NISAの制度について、詳しく知りたい方はこちらもご参照下さい。


新NISAの非課税枠の有効活用
新NISAの非課税枠を最大限に活用するには、以下のポイントに注意しましょう。
- 年間投資枠のフル活用
新NISAの年間投資枠は360万円です。この枠を毎年フルに使い切ることで、非課税のメリットを最大化できます。 - 長期保有の活用
新NISAは非課税期間が無期限なので、長期保有することで複利効果を最大限に活かせます。短期的な売買は避け、長期的な視点で運用しましょう。 - 配当の再投資
配当金も非課税対象となるため、これを再投資することで複利効果をさらに高めることができます。多くの金融機関では、自動的に配当を再投資するサービスを提供しています。
私の場合、新NISAの枠は全て投資信託の購入に充てました。配当は全て再投資し、長期保有を基本戦略としました。これにより、税引き後のリターンを最大化することができました。
他の税制優遇制度との組み合わせ
新NISAだけでなく、他の税制優遇制度も組み合わせることで、さらに効果的な資産形成が可能になります。
- iDeCoの活用
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、拠出時・運用時・受取時のそれぞれで税制優遇があります。 - 特定口座(源泉徴収あり)の活用
新NISAの枠を使い切った後は、特定口座(源泉徴収あり)を活用することで、確定申告の手間を省きつつ、比較的税金を抑えた投資が可能です。 - ふるさと納税との組み合わせ
ふるさと納税を活用することで、所得税の還付や住民税の控除を受けられます。



新NISA口座のほか、特定口座も用いて積立投資を行っているよ
まとめ:新NISAを活用した資産形成
2024年7月時点で、家計の総資産は6,300万円を超えました。そのうち、新NISAで主に積立投資をしている投資信託の運用成績は以下のとおりです。
商品名 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) | eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
---|---|---|---|
評価額 | 2,343,651円 | 2,213,864円 | 1,474,627円 |
評価損益 | +643,651円 | +513,864円 | +370,127円 |
損益率 | +38% | +30% | +34% |
累計買付金額 | 1,700,000円 | 1,700,000円 | 1,104,500円 |
最後に、新NISAを中心とした資産形成の秘訣について、もう一度振り返ってみましょう。
- 長期保有の重要性
新NISAの最大の特徴は、非課税期間が無期限であることです。市場の短期的な変動に惑わされず、着実に資産を増やしていく姿勢が重要です。 - 分散投資の実践
インデックス投資を活用することで、低コストで効率的な分散投資が可能になります。これにより、リスクを抑えつつ、市場平均のリターンを得ることができます。 - 積立投資の威力
定期的な積立投資は、ドルコスト平均法の効果により、長期的には大きな利益をもたらす可能性があります。新NISAの枠を活用しつつ、着実に積み立てていくことが資産形成の基本となります。 - 継続的な見直しと調整
定期的に運用成績を確認し、必要に応じて調整を行うことで、より効率的な資産形成が可能になります。ただし、頻繁な売買は避け、長期的な視点を保つことが大切です。 - 税制優遇の最大活用
新NISAの非課税枠を最大限に活用し、さらに他の税制優遇制度と組み合わせることで、税引き後のリターンを最大化できます。
私自身、これらの戦略を実践することで、6,300万円という資産形成目標を達成することができました。しかし、これは決して特別なことではありません。誰でも、適切な知識と戦略、そして何より継続する力があれば、同様の成果を上げることが可能です。
皆さんも、この記事で紹介した戦略を参考に、ご自身の状況に合わせた資産形成プランを立ててみてはいかがでしょうか。新NISAという強力なツールを活用し、資産形成の第一歩を踏み出してください。